• 監督:ブラッド・ファーマン
  • 製作国:アメリカ/字幕
  • 日本での公開日:2014年11月21日
  • 鑑賞方法:映画館・劇場
  • 鑑賞場所:シネマヴィレッジ8・イオン柏
  • ジャンル:サスペンス
  • おすすめ度:★★★
  • 個人的に好き度:★★★

陸奥新報 映画散策記事

 ギャンブルは、勝てば面白い。だが、負ければ何かしらを失う。お金に限らず、地位や名誉、輝かしい未来まで奪われることもあるのだ。
 本作は、2008年、アメリカの大手オンラインポーカーサイトで実際に起きた詐欺トラブルが元となっている(ただし、アメリカでオンラインカジノの合法化が始まったのは12年から)。ある程度脚色されているようだが、どこまで実話かという判断は観客にお任せするとのこと。
 プリンストン大学の学生・リッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は、学費の不足分をオンラインカジノサイトで稼ごうとし、有り金を使い切ってしまった。
 カジノシステムの不正に気付いたリッチーは、サイトの本拠地がある中米・コスタリカへ向かう。そこで経営者のアイバン・ブロック(ベン・アフレック)に会い、不正のことを伝えるが―。
 リッチーが窮地から抜け出そうとする様子は、ギャンブルの過程そのもの。裏金をばらまいたり、だまされたふりをしたり。非情なブロックとのレイズ(掛け金のつり上げ)、ブラフ(はったり)の応酬。「勝てば官軍」の格言は、彼らのためにあるのだろう。
 「ゴーン・ガール」の役柄と真逆な腹黒経営者を演じたベン・アフレックは、ふてぶてしさがピッタリであった。
 しかしラストはもうひとひねりほしいところ。確かにポーカーでいけば、ショーダウン(最後に手札を見せること)後のどんでん返しなどあるわけないのだが。レオナルド・ディカプリオ製作というのは名ばかりだったのだろうか。

2015年04月18日付 陸奥新報掲載 (船)

雑 記

実は映画館で鑑賞する前、TSUTAYAの新作レンタルコーナーに本作のDVDが並んでいるのを見かけました…。

地方なので、マイナー作品の公開が遅れるのはしょうがないのですが…。タイミングって難しいですね。