• 監督:ジョゼ・パジーリャ
  • 製作国:アメリカ/字幕
  • 日本での公開日:2014年03月14日
  • 鑑賞方法:映画館・劇場
  • 鑑賞場所:シネマヴィレッジ8・イオン柏
  • ジャンル:SF, アクション
  • おすすめ度:☆
  • 個人的に好き度:☆

陸奥新報 映画散策記事

 1987年のポール・バーホーベン監督作「ロボコップ」は、公開当時センセーションを巻き起こした。バーホーベン=変態監督という図式はまだ完全には確立しておらず、持ち味である小気味よさとさりげないグロ・エロさが、若者たちに受けたらしい。
 今回ジョゼ・パジーリャ監督によってリメイクされた「ロボコップ」は、結局旧作品の焼き直しに過ぎなかった。リメイクなのでもっと好き勝手やればいいのだが、テーマ曲も同じ、途中挿入されるテレビ番組もバーホーベンの十八番。ストーリーとロボットの外観がちょっと変わっただけだった。何故リメイクを製作するのか、というハリウッドの根本的な問題を逆に意識してしまった。
 倫理観の深刻な欠如と、行き過ぎた商業主義に警鐘を鳴らそうとしたのかもしれない。しかし、風刺だということが分かりづらい。頭のなかを覗かれてるロボコップの人権(半分ロボットで半分人間のため、人権はあるのではないか)はどうなってるんだろうとか、勝手に脳をいじってるけどいいのかな、とか色々考えながら観ることを期待したのだろうが…。
 AIBOを生み出した日本と違って、欧米諸国では未だ、人型ロボットや人工知能という存在への抵抗感が強く残っている。キリスト教の教義で、人を創ることは神だけの御業であるため、紙を冒涜する行為とされているのだそう。そのためロボットへの感情は、日本とアメリカでは異なることに注意したい。

(船)

雑 記

バーホーベン監督は変態だけど偉大だよね……